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秘書検定二級


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準1級への発展 〜 敬語と接遇用語  面接課題「状況対応」のポイント



 

秘書検定二級


準1級の面接課題には「報告」と「状況対応」の二種類があり、「状況対応」では上司への来客に対する対応が審査される。たとえばアポイントメントのあるお客様に対し、上司はすぐに戻るので、応接室で待ってもらうといったもの。
こうした「状況対応」の課題では、接遇の表現だけでなく次のような点も心得ておく必要がある。

・相手との距離 → 審査員と1,5メートルくらいの距離をとる。
・おじぎ → 課題内容により会釈、普通礼、敬礼のいずれかの礼をする。
・表情 → 明るく、安心感のある表情で。
・相手から伝言を受けるときは自分の名前を入れる。

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敬語と接遇用語 〜 接遇の表現



 

秘書検定二級


◆◆接遇用語の考え方

接遇用語とは、応対の際の言葉遣いのことです。来客に対して社内の人のことを言うときには尊敬語・敬称は使わないということは、すでに説明しました。これを敬語線を使って整理したのが下図です。

上司に対する言葉遣い

来客に対する言葉遣い


◆◆基本的な接遇用語

※ ならびは ふつうの表現 → 接遇用語

人の呼び方

  人称
わたし → わたくし
わたしたち →わたくしたち・わたくしども
○○さん(相手) → あなた(様) そちら(様)
○○さん(話中の人物) → あの方
他の会社 → ○○社さん(様)

  家族
父 母 → お父様(さん) お母様(さん)
主人 夫 → ご主人 旦那様 ご主人様 ○○さん
家内 妻 → 奥様(さん) ○○さん
兄 姉 → お兄様(さん) お姉様(さん)
息子 娘 → 令息 お子様 坊ちゃん 令嬢 ご息女 お嬢様(さん)

職場で使われる接遇用語

どこ(どっち) → どちら
そんなこと → そのようなこと
何の → どのような
ちょっと → 少し 少々
〜くらい → 〜ほど
後で → 後ほど 改めて
用 → ご用件 ご用向き
ミス → 不手際
誰 → どちら様 どなた様
今 → ただ今
今日 → 本日
どう → いかが
〜の人 → 〜の方
〜と思います → 〜と存じます
残念だが → あいにくですが
知りません → 存じません
できません → いたしかねます
そうです → さようでございます
かまいませんか → お差支えございませんか
わかりました → かしこまりました 承知いたしました
そのとおりです → ごもっともでございます
すみません → 申し訳ございません
なんとかしてください → ご配慮願えませんでしょうか
すみませんが → 恐れ入りますが 申し訳ございませんが お手数ですが ご面倒ですが
えっ、なんですか → もう一度おっしゃっていただけませんでしょうか

・・・クッション言葉の使い方・・・
クッション言葉とは、コミュニケーションを円滑に進めるための言葉です。話す前にクッション言葉を用いると、会話の印象を和らげつつ内容を明確に伝えることができます。

※ ならびは 場面 → クッション言葉

話の内容が否定であるとき → あいにく 残念ですが せっかくですが
話の内容が肯定であるとき → 喜んで ぜひ
ものを尋ねるとき → 失礼ですが お差し支えなければ
手数をかけるとき → 恐れ入りますが お手数ですが 申し訳ございませんが ご面倒ですが
こちらに来てもらうとき → ご足労ですが
わびる要素があるとき → 申し訳ございません

・・・命令形は依頼の形にする・・・
「〜してください」という言葉は本来は命令形ですから、来客や上司に対して使うことはできません。こうした場合は「〜していただけますか」という依頼の形で表現します。面会者に取り次ぐまで来客に待ってもらう場合などは「お待ちくださいませ」とします。

〜してください → 〜していただけますか 
            〜していただけますでしょうか 
            〜していただけませんでしょうか
  ※否定形にすると、より丁寧な言い方になる。

〜しないでください → ご遠慮願えませんでしょうか

◆◆覚えておきたい接遇表現

来客応対の場で使われる接遇表現をあげておきましょう。とくに印がついているものは接遇の7大用語といわれ、使用頻度の高いものです。

※ならびは 来客応対の場面 → 接遇の表現

来客を迎えたとき → いらっしゃいませ。
              おはようございます。
アポイントメントのある客 → いらっしゃいませ。お待ちいたしておりました。
相手が名乗らないとき → 失礼ですが、どちら様でいらっしゃいますか。
                 恐れ入りますが、お名刺を頂戴できますでしょうか。
名刺の社名・氏名の読み方を確認する → 〜様でいらっしゃいますね。
                           お名前は何とお読みすればよろしいのでしょうか。
用件を確認する → 恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか。
伝言・預かり物があるとき → 承っております。
問いに答えて名乗ってもらった/名刺をもらった → (大変)失礼いたしました。
                                ありがとうございます。
アポイントメントなしの客から面会の相手を指名された(在・不在は伏せておく)
   → 少々お待ちくださいませ。
     ○○に△△のご用件ですね。少々お待ちくださいませ。
相手を待たせたとき → 大変お待たせいたしました。
了解の意を表す → かしこまりました。
            承知いたしました。
恐縮の意を表す → 恐れ入ります。
おわびの意を表す → 申し訳ございません。
相手の感情を和らげる → あいにくでございますが、申し訳ございませんが、
                 お手数でございますが、お差し支えなければ、
来客を案内する → どうぞ、こちらでございます。
曲がり角での案内 → こちらでございます。
階段での案内 → 足元にお気をつけください。
先にたっての案内 → 前を失礼いたします。
席を勧める → こちらにおかけになって、お待ちくださいませ。
名乗るとき → わたくし、秘書の○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
失礼をわびる → 真に申し訳ございません。大変失礼いたしました。
入退室のとき → 失礼します。
不在のとき → あいにく○○は外出しております。
          ○○はただ今席をはずしております。
          お差し支えなければ、ご用件を承っておきますが。
面会できないとき → わざわざお越しいただきましたのに申し訳ございませんが、あいにく○○はただ今会議中でございます。三時ごろまでかかる予定ですが、いかがいたしましょうか。
面会できずに帰る客に → ご足労いただきましたのに、申し訳ございませんでした。
                 せっかくお越しくださいましたのに、申し訳ございませんでした。
伝言を受けた → はい、かしこまりました。必ず申し伝えます。
            わたくしは秘書の○○と申します。
「そうですか」の意 → さようでございますか。
「そうです」の意 → さようでございます。
「どうですか」の意 → いかがでしょうか。
客を送るとき → では、失礼いたします。
           どうぞ、またお越しくださいませ。
           今後ともよろしくお願いいたします。
           どうぞ、お気をつけて。
           ごめんくださいませ。
                

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準1級への発展 〜 敬語と接遇用語  目下の人からは使えない言葉



 

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謙譲語で表現したとしても、目下の人が目上の人に対して使うのは不適当な言葉がある。たとえば、「教える」という言葉。上司やお客様から「教えてほしい」と言われたとして、「お教えいたします」と答えるのは適切ではない。この場合は「ご説明申し上げます」と言い換えるようにする。

同様に次のような言葉にも注意しよう。

・わかる→ご理解いただく
・質問があるか→ご不明な点はおありでしょうか
・納得したか→よろしいでしょうか
・けっこうです→肯定するときでも否定するときでも、自分に対してだけ用いる。相手の動作や状態に対し「けっこうです」と言うのは失礼に当たる

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